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幻の湿原の里

 新年は、落胆から始まりました。「にほんの里100選」に、わたしが推薦応募していた作手地区が、選からはずれたのです。
 新城市作手地区。湿原の里として推薦しました。通称、作手高原と呼ばれます。かつては東海地方最大の大野原湿原が存在していましたが、現在は区画整理された美田が広がる里です。隆起準平原という地形に加え、夏期冷涼多雨・高湿度という特異な気象環境が、豊かな植生・生物多様性を育んでいます。
 選にもれたことで、落胆はしましたが、一方では、納得もしています。「人の営み」が経済優先の歴史をたどり、湿原を消滅させ、森林を砂漠化させました。経済的にはなんの役にも立たない湿原を、雑木の森を、人は省みませんでした。
 わたしが推薦したのは、ゆたかな自然の面影をかすかにとどめる、幻の湿原の里だったのかも、知れません。

 選考のための、調査は入ったようです。湿原ということで、長の山湿原あたりを廻ったと聞きました。でも、あのあたりは里風景とはいえないと思います。こんなところです。さびしい風景です。
09.01.02.ナカノヤマ1

 人が写っても……
09.01.02.ナカノヤマ2

 やはりさびしい。
09.01.02.ナカノヤマ3


 実はこのブログ、作手郷の個人広報のつもりだったのですが、上記のとおり、なんだかがっかりしてしまい、装いを少し変えてみようかと思います。どう展開したら良いのか、今は分かりません。しばらくは、暗中模索の状況が続きそうです。
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Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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