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或る日帰り記録

 月曜、日帰りドライブで、作手に行きました。と、このように書けばそれまでのことですが、今回はその日帰りの様子を、ほんの少しだけ詳しく書いてみましょう。日帰りの第一の目的は、例の花屋さんで、連作障害を防ぐ土を買うためでした。

 9時半に自宅を出発し、10時過ぎに花屋さんに到着。何人かの先客があり、例のMさんが、明るく応対をしていました。土を買い、妻が買うものを選んでいたら、Mさんが試食用にと、切ったスイカを出してくれました。こうしたプレゼントは、意味が理解できない加奈さんにとっては大喜びです。おいしい、おいしいと言って食べました。スイカは買いませんでしたが、キズものの桃をまとめて買いました。さらに帰り際、Mさんが、昨日の感謝祭の残りだからと花束を手渡してくれました。花屋さんにしてみれば合理的な処置だとも言えますが、現実問題、ただで渡すくらいなら腐らせる、という商売屋さんも多いのです。Mさんのざっくばらんなご好意に感謝しつつ、花屋さんを出ました。

 次に立ち寄ったのは「山遊里(やまゆり)」。大阪に住む妻の親戚に、手作りハム工房のハムを送るためです。時折買い物をするので、やはり店員さんとは顔見知りになっています。発送の手続きを済ませ、この日は、豆腐と昼食用のおむすびセットを買いました。そしていつものように、アイスクリームを買い(今回はブルーベリー)、小ホールで三人腰を下ろしてひと休憩。壁には、下山地区在住の画家の油絵と水彩画が展示されてあり、それを眺めながら、というのもわたしの定番スタイルです。「山遊里」を出て、次は三河湖畔へと、車を走らせました。

 三河湖はん周遊の路の辺に、湧水を汲む場所があります。晴れた日の休日など、ふつうならば列をなすほどの人々が集まるのですが、このところの雨で敬遠しているのか、通りがかったその時、汲んでいる人はゼロ。これ幸いとばかりに車を停め、用意しておいたペットボトルに水を汲み始めました。しばらくすると、一台の車が止まり、壮年のご夫婦がちいさなペットボトルを手に降り立ちました。わたしたちが汲み終えるのを待てば、多少の時間がかかります。妻が「お先にどうぞ」と声をかけたことから、ちいさな楽しい会話が始まりました。ほんとうに短い時間でしたが、そのご夫婦が礼を述べて立ち去るまで、そのあとも多少の余韻を残し、わたしたちはささやかな幸福感に包まれました。

 山荘への途中、庄の沢湿地に立ち寄りました。或る植物を確認するためです。およそ一週間前、妹から、何の花なのかと写真を見せられました。見たことも無い花です。妹の知人が庄の沢で撮したとのことでした。実際の花を確かめるため立ち寄ったのですが、残念ながら確認はできませんでした。庄の沢湿地にはカキランが咲き残り、その他にはモウセンゴケのちいさな白い花、スゲのたぐいなど。湿地の原の清かなみどりの色が、涼やかな風に映えていました。

 作手の山荘に着いたのは、12時をすでに過ぎていました。汁ものをつくり、「山遊里」で買ったおむすびセットで昼食。デザートは花屋さんのもも。コーヒータイムの後、妻とわたしは昼寝。加奈さんは、車の中でたっぷり寝ていますので、何をするでもなく、ひとり起きていました。午睡の後、2時少し前から小一時間、山をめぐりました。シャラの花を仰いだり、ヒメシャラの木肌の冷たさに触れたり。胃ろうの母へのみやげには、トンボソウを摘みました。妻は、それでは寂しいからと、庭のキンシバイを一輪添えました。3時過ぎ、にわか雨の降る中を帰路に就きました。

 4時半、自宅着。車の荷を下ろしたり、妹宅に桃・花などを届けたり、自宅の二階に干してあった洗濯ものを片付けたり、落ち着いたのは、5時頃でした。わたしはノンアルコールビールを一気に飲み干し、ごろんと床の上に寝ころび、ひと休みしました。以上、日帰りの簡単な記録報告でした。

 ところでわたしは、日々に歌を詠むことを自らに課しています。数を定めていますので、今回のように日帰りで作手に行った場合、翌日までに最低でも二十首を詠まなくてはなりません。これがけっこうしんどいのです。このようなわけで、作手に行くというのも、わたし自身にとっては行楽というより、ほとんど苦行に近いものがあります。

苔類さまざま。数坪の小世界です。
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トンボソウ。ぼけてしまいました。
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ヌマトラノオの小群落。実は画面左上から右下にかけ、水の流れがあります。
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ガクアジサイ。
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花の色の移ろい。
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もう一枚。
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アメリカアジサイ。
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マツムシソウ。
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7.16撮影
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カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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