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なんと素晴らしきこの世界

 妻が笑って言いました。いつもゆく農協のお姉さんが、「なんて朝の寒いこと、いったいどうなってんの」とぼやいたというのです。もう十年来の顔なじみの、実に気っぷの良い女性で、少々の寒さくらいではビクともしない美人お姉さんです。そのお姉さんがそんなことを言うなんて、ここ作手においても、たしかに気候が変です。

 この朝晩の寒さのせいなのか、日中は天気のとても良い週末でした。テレジアの谷は、若葉というより、もう新緑です。光がまぶしいくらいに山峡にふり注ぎ、エメラルドグリーンの巨大な宝玉の中にいるおもむきです。折々風が吹くと、その緑の硬質のかがやきが揺らぎ、まるで妙なる無音の楽を奏でているようにも感じられます。

 森の緑のなかには、赤い花、白い花、黄の花が美しく咲いています。まず目に立つのは、山荘手前の湿地のレンゲツツジ。オレンジの大輪の花を咲かせ、湿地の中に若く小さな群落をなしています。対照的なのが、コバノガマズミの白い清楚な花です。森のあちらこちらに咲き、まぶしいくらいの新緑の輝きの中で、はっとする清らかさを漂わせます。さらに足もとには、キンランの黄の色。この春は花の玉も多く、膝にも届かない丈なのに、女王然とした立ち姿です。

 自然豊かなテレジアの苑。若葉輝き、花々が咲き、羽虫が飛び交い、蜂が飛び交い、鳥が飛び交い、真っ青な空があり、私たちちっぽけな人間が居て、なんと素晴らしきこの世界。ルイ・アームストロングの歌(What a Wonderful World)ではありませんが、あなたに、私たち家族に、めぐりの自然の美しさに、祝福あらんことを。

赤紫のツツジ。
12051301.jpg

緋色のツツジ。
手前の蕾は、ホソバシャクナゲ。
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キンラン、名の通りの色。
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清楚な白い花のコバノガマズミ。
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5.13撮影
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カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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