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色づきはじめた山

 三連休の週末は、秋らしいさわやかな天候に恵まれました。作手の里もさぞ行楽の人たちでいっぱいだろうと思いきや、出会う車も少なく、「道の駅」の駐車場では車もバイクも、いつもの週末より半分くらいの状況でした。おそらく、各地でのイベントに行楽客が分散したのではないかと思います。

 テレジアの苑が、明るく色づきはじめています。入り口付近の湿地には、紅を差したサワシロギクにマアザミ、そして白く清楚なウメバチソウ。あたりの野路にはツルリンドウの花。ナツハゼの黒実に錆色の紅葉。垣根代わりのキンモクセイの大樹には香り豊かな花がびっしりとつきました。

 苑に入れば、コムラサキのつぶら実。藍の色を含んだタンナサワフタギの黒実。あちらこちらに、ウメモドキの真っ赤な実。その他ガマズミ、キミノガマズミ、スズランの実など。足もとには、野菊の小群落がそこ、ここに。山桜の葉が半ば紅葉しています。コシアブラなどの葉のみどりも、かすかに黄味を帯びてきました。

 テレジアの苑、森には、こんなにも美しさに満ちています。澄み渡る青空。山峡は秋のひかりをたたえ、山全体の印象は、明るく淡いみどりに、オレンジ・朱・黄の色が入り混じり、あたかも広大な点描画を見るおもむきです。こうした美しさに満ちた幸せを、写真に収められないのが、残念です。

 もちろん、どの木草もが完璧な美しさを保っているわけではありません。ひとつひとつを見れば、どの木草もむしろ傷みをかかえています。たとえばニシキギ。まばらに実をつけていますが、葉っぱが皆無です。この夏、虫害に全滅しました。また半ば色づいた山桜の葉は、この夏の暑さに焼け枯れた部分が、まだらに穴あき状態となっています。

 異常気象が常態化しつつあるこの頃です。それぞれの木草が、それぞれの傷みをかかえています。それでもやはり山全体として見れば、そうした傷みをも包み込んだ美しさがあります。テレジアの苑と森は、まだまだ、自然がゆたかです。この豊かさに包まれている時、わたしは幸福感の極みに生きているようにさえ感じます。

柿の葉陰で。
2011100801.jpg

キンモクセイをバックに。
2011100802.jpg

大樹といってもよいのですが、下手な写真では表現できません。
2011100803.jpg

山の色の感じ。切りかけの木などもそのまま。写真表現としては失格でしょう。
2011100804.jpg
以上、2011.10.8撮影

翌、朝靄の山。これも実景には遠い感じです。もっと明るく鮮やかにそして深いのです。
2011100805.jpg
2011.10.9撮影
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Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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