FC2ブログ

やっぱり変な春です。

今回は、とてもがっかりする記事です。

今年初めてタラノメ(自宅裏山で採取)を食べました。
山菜の王様とも言われるタラノメ。おひたしにしました。
結論を言えば、実にまずかったのです。

採るとき気づいたのですが、タラノメの芯の切り口が、
すべてなぜか茶色になっていました。
調理した妻によると、すべてに虫がはいっていたとのこと。
こんなに寒い日がつづいたのに。なぜ?
その部分は切り捨てて、おひたしに。

皿に盛られたタラノメ。
全体の色・形は、例年と変わりません。
でも口に入れたら、なんとまずいこと。
ぱさぱさとして、味がありません。
妻も同感。結局捨てました。

前回と同様、六十年生きてきてはじめての、とんでもないまずい味。
やっぱり、ことしの春は、実に変です。
天変地異が、山菜に凝縮されたような、不気味さを感じます。

テレジアの苑が、ようやく春らしくなってきました。
ヤエベニシダレ。
2011042401.jpg

左下は、アセビ。
2011042402.jpg

巣箱に鳥はまだいません。
2011042403.jpg

手前はミツマタ。
2011042404.jpg

入り口あたりから。左下はミツマタ。右下はユキヤナギ。右上はサトザクラ。
2011042405.jpg

北側から南に向かって。
2011042406.jpg

山荘の窓から。
2011042407.jpg

以上、2011.4.24撮影。

スポンサーサイト



なんだか変な春です。

 テレジアの苑と森。この春は、花の咲き方が変です。全体に芽吹きの勢いがありません。寒さのせいで、ただ花の時期が遅いというばかりではないような気がします。花の輝きがありません。なんだか狂っている感じすらします。

 いつも楽しみにしている、春先の山菜。いままでに、フキノトウ、ノビル、ノカンゾウ、ツクシを食べたのですが、どれもまずい。ぱさぱさとして味がありません。こんなことは、六十年生きてきて初めての体験です。「ツクシにも、味があったんだ」と、妻と苦笑い。

 まったく関係はないのでしょうが、「3.11」を連想してしまいます。ニッポンの天と地とで、なにか異常があるのではないか、そんなふうにも、思ったりします。人間の営みの愚かさに対する、不気味な底ゆれのようなものを感じます。

 テレジアの森では、いまタムシバの白い花が山のあちらこちらに、見えます。北の尾根近くから西山の斜面にかけ、十本ほどあります。あまりにうれしくて、山めぐりをしたのですが、どれも背が高く、花の香りをかぐことができません。それで、地に散る白い花びらを手に取り、顔に寄せ、かぐわしい香(こう)の花の残り香を楽しみました。このタムシバも、寒さのせいか、花のかたちがととのう前に、色萎え、花びらを散らしています。

 と、ここまで書いて日曜の夕食。前日、作手で採ったツクシとワラビ。ツクシがいま出ること自体、変。ワラビはほそい。雨もずっと降っていないし、はたして味は? と思ったのですが。……うまい! とくにワラビ。やわらかで申し分のない味。ほっとひと安心。天地がようやく、正常にまわりはじめた気がしました。

「3.11」からひと月

ひと月前を、いまいちどふり返りましょう。
世界中から、祈りの声が届いています。
貧しい国からも、富んだ国からも。
-JAPAN.WE ARE WITH YOU-
次のサイトをごらんください。

"Until Then"「その日まで」(By Kenneth Maiki Aiolupotea)

……作手郷の春。木和田集落白鳥神社前のエドヒガンです。
昼頃行きましたら、集落の若いお母さんと四人のお嬢さんが、川辺でお花見弁当を。
楽しそうに話しかけてくださり、桜花にも人の心にも、感動させられました。

2011041001.jpg

2011041002.jpg

2011041003.jpg

2011041004.jpg

2011041005.jpg

2011041006.jpg

2011041007.jpg

以上、2011.4.10.撮影

思い出した脳手術

 先々週のことになりますが、本をお借りしました。小倉重成著「自然治癒力を活かせ」。副題は「難病治療の決め手」。帯には「難病克服の基本原則・治験例・体験記」とあります。創元社刊。

 仕事での配達先に鍼灸院があり、たまたま先生からお話をうかがう機会を得ました。いつも訪れる患者さんが多く、特別の治療法でもなさっているんですか、とわたしが聞いたところ、通常の鍼灸とは違います、との答え。違いをかいつまんで話してくださり、そのおりに、この本をお貸しくださったのです。

 信頼する人からすすめられた本は、必ず読まなければならないと思うのが、わたしの気性。優先して読みました。著者(故人)は西洋医学・東洋医学をともに修めた医学博士。町医者としてさまざまな患者の治療に携わり、その体験から、西洋・東洋いずれの医法をもってしても治しきれない病のあることに直面します。そして広く学び研鑽の努力を重ね、自然食療法に光明を見いだします。読み進んだゆくうちに、若い頃のなつかしい思いがこみ上げてきました。

 もう四十年も前のことです。若い男性の多くがそうだと思うのですが、わたしは強健な身体に深いあこがれをいだいていました。筋肉を鍛えることにも、ふつうの人以上に励みました。強健に関わる書物も多く読み、そうした中で出会ったのが、桜沢如一氏のマクロビオティックです。むさぼるように本を読み、玄米根菜食の実践を厳格に行ったものです。その後、結婚をし、妻共々に実践に努めました。

 ところが、そんなわたしたちにたいへん厳しい試練が訪れました。この経緯については、詳細を省き、ごく簡単に記します。生後三ヶ月の娘に、脳動静脈奇形が発覚したのです。入院し、一昼夜のうちに数度の脳手術を受け、生死の境をさまよいました。そして手術後、娘は眠っているのか目覚めているのか判然としない状況に陥り、それが幾日も続きました。

 このとき、若かった妻は自らまさに決死の覚悟をもって、医師の反対を押し切り、娘を退院させたのです。そして病院からのいっさいの服薬を拒否し、マクロビオティックの提唱する食事療法に沿って、夜昼となく看護にあたったのです。そうして生き抜いたのが、今の加奈さんです。

 加奈さんが二十歳になるくらいまで、彼女にだけは、玄米根菜食は厳格に実践しました。その後は、ゆるやかな実践の中で、こんにちに至っています。わたし自身は、いつの頃からか、仕事の関係もあり、玄米を食べることもなくなりました。正食からはなれ、本を読み学ぶこともなく、若い頃からすればずいぶんだらしのない生活を送っています。このような事情のせいで、今回お借りした本を読み進むうちに、若い頃を思い出し、なつかしさをおぼえたというわけです。

 さて小倉氏は、健康を得るための大原則として、次の六つのカテゴリーを唱えています。心、姿勢、呼吸、食べ方、鍛錬、環境。いずれもわたしの体験上、なっとくできることばかりです。加えて、本をお貸しくださった鍼灸院の先生は、腹を冷やさないようにとおっしゃいました。いまのわたしの生活を反省し、ただ単に読んだということに終わらず、今度ばかりは具体的な実践をはかります。

小倉重成著「自然治癒力を活かせ」。
tiyu.jpg

今では、とっても元気な加奈さん。マスクは杉花粉対策。
2011040301.jpg
2011.4.3.撮影

苑の山道を歩きます。
2011040302.jpg
2011.4.3.撮影

ヤマモモの木の前で。
2011040303.jpg
2011.4.3.撮影
プロフィール

カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード