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癒しの里・作手郷

このブログ、今後はおもむきを変えてゆきます。もともとは日本の里百選に応募したさいに、立ち上げたのがこのブログ。百選にもれたことで、役目は終えました。閉鎖も考えましたが、迷い迷いそこまでは踏み切れず、ブログ名はそのままにしたうえで、実質の内容を変えてゆきます。いわばわたし自身の心の旅路を、作手の里との関わりの中で、記述してゆく予定です。

前回のブログでは、『作手郷の自然把握のパラダイムを、組み直す必要があるように思います。』と書きました。この意味からすれば、作手郷を癒しの里として把握し、こうした面を記述してゆくつもりです。

もしお読みくださる方があるならば、今後ともよろしくお願いします。
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湿原とは何か? その四、まとめ

さて今回は、湿原とは何か?、のまとめです。実はこの問い自体、すでに知識のある人には、奇妙な問いと思われたに違いありません。辞書でもひけば、分かるだろうというわけです。
ではここで、広辞苑をひらいてみましょう。泥炭の堆積云々の説明があり、いわば泥炭湿原を要約しています。しかし別の辞書をひらくと「湿気の多い草原」とあり、簡単な説明で終わっています。
この両者の違いはどこにあるのでしょう。おそらく、前者が学術的に定義されたものであるに反して、後者の場合は、わたしたち一般の人々が連想する湿原のイメージではないかと思われます。しかも漠然とした広範なイメージです。

「湿原の里、作手郷」という時、実は明確には説明できないのが実情です。前述の辞書からすれば、後者の説明になります。説明されているようで、されていないような、あいまいな表現です。
たとえば旧作手村発行のパンフレットによる、湿原分布図を見てみましょう。9ヶ所紹介されていて、すべてに湿原という語が使用されています。しかしこれは便宜上の表記であり、実際は沼沢地、湿地、湿地公園、泥炭湿原、かつ泥炭湿原の一部だけが残された小湿原、といった具合にさまざまな形態を総称して、湿原と表現しているのです。またその場所も、一ヶ所に集中しているのではなく、作手郷のあちらこちらに点在しています。
仮に観光目的で湿原巡りをしようとしても、一般の人には、その場所も分からず、湿原の成り立ちも理解できず、「湿原の里、作手郷」といっても、いったいなんのことだか、まったく分からないのではないかと、思います。

正直言って、作手の自然をプレゼンテーションすることは、大変むずかしいことなのです。とりあえずキーワードとして「湿原の里」と表現しているのですが、実際の所、発信しているわたし自身にも、作手郷の自然が理解・整理されていないのです。
それでいて、作手郷の自然をひと口であらわすならば、やはり「湿原の里」とするのが、もっともふさわしいように思うのです。
湿原とは何か? ながながと書いてきて、結局そのまとめでは、よく分からないことがよく分かった、ということになります。作手郷の自然把握のパラダイムを、組み直す必要があるように思います。
とにかく、「気候・地形の特徴から、作手平原全体が湿性植物に適した地」であることは確かであり、今一度、これらの特徴を整理し直し、分かりやすいプレゼンテーションを心がけたいと、思います。

台風18号、作手村直撃。

非常に強い台風18号が、10月8日未明に上陸するとの報に、前夜戦々恐々として雨戸を閉めきったのですが、豊田の自宅は、あっけないほどの風と雨ですみました。6時から小一時間ばかり台風の様相を呈し、7時半頃には雨も止みました。

その日は通常通りの勤務をすませたのですが、作手の山の家のことが、さすがに気がかりでした。ラジオの報では、新城市で風速40メートル余を記録したとか。山の家には頑丈な雨戸がなく、とくに南東の出窓はガラス戸だけなので、ほんとうに心配でした。

10日土曜日、不安を胸に、妻子とともに作手に行きました。山荘のある山の手前の道路では、若い松の木が、何カ所か、道路をふさぐように横倒し。地元のひとが幹の先半分くらいを伐り除け、とりあえず車だけは通れるようにしていました。感謝です。

さっそく家の中に入ったのですが、なんと、被害ゼロ。ほっと胸をなでおろし、次は山をめぐりました。立ち枯れていた松が何本か倒れている程度。また敷地入り口のモミの木が、風で根をえぐられ傾いていました。風が相当に強かったのは実感したのですが、被害ということではなく、また地元の人たちに多大な迷惑をかけることもなく、とにかく、妻と感謝しました。

でもこの台風のすごさは、あとになり、森楽さんのブログで、詳しく知ることになりました。

森楽さんのブログ、「雑木林で森を楽しむ!」から
-長命湿地、台風で巨木が倒れる!-
プロフィール

カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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