FC2ブログ

塵一つ、落ちていない!

7/25(土)は、山荘のある山に接した、道端の草刈りをしました。わたしと妻とで、舗装路片側100メートル、両端で計200メートルくらいでしょうか。年に2度から3度刈っているので、草も柔らかく、それほどの労働ではありません。盆前に地区住民で刈るのですが、わたしたちの場合、どうしても参加できない時もあり、山荘前の道路付近は、あらかじめ刈っておくのです。もちろん地区のみなさんと、できる限り、一緒に草刈り作業をするようにはしています。

草刈り自体は、むしろ楽しいものです。こうした作業で愕然とするのは、たくさんのゴミが捨てられていることです。空き缶、コンビニの弁当箱、プラスチックの袋、家庭用のさまざまなゴミなど、残念ながら、今年はわが家では処理できないほどのゴミが捨てられていました。

こういう現状を目の当たりにすると、ほんとうにがっかりします。日本人がいやになります。政治の貧困と、文化と倫理、思想と教育の貧困をまざまざと見る思いがします。民族の心の貧困を見る思いがします。かつて明治期、日本を訪れた西欧人は、日本の村々が庭園のように美しいと驚嘆しています。こんな国に誰がしたと、つくづく思います。

先日、ノルウェイ・スェーデンを旅行した人が、かの国では、「塵一つ、落ちていない!」と感動していました。またグリーンツーリズムの進んだドイツのモデル地区では、「塵一つ、落ちていない!」ことに加え、放置された荒れ地がまったくなく、どこも美しく管理されていると聞きます。

ああ、ゴミ日本の作手郷。荒れ山がほとんどの作手郷。ゴミを捨てない、所有する土地と周辺の草刈りをきちんとする。たったこれだけの単純作業で、日本の国土は、美しくなるのです。
スポンサーサイト



世界的建築家・安藤忠雄氏と、作手郷。

安藤忠雄氏の公開講座に出かけました。

7/19(日)の午後から、建築家・安藤忠雄氏の公開講座に出かけました。1時間半の講演でしたが、楽しくまた有意義な時間を過ごしました。内容は自然環境と建築、および都市設計。パネルを用い、ユーモアたっぷりのお話でした。

たいへん感心させられたのは、建築家としての構想力と構築力、また事業家としての組織力と行動力です。世界を飛び回っているエネルギーは、とても1941年生まれとは思えないほどです。

東京湾のゴミ埋め立て地を森にする、「海の森募金」に話しは及びました。88haの埋め立て地に、48万本の苗木を植え、森にするという計画です。千円一口で50万人を目標に、現在では35万人からの募金が集まっているとのこと。30年後には、夢が現実のものとなっているに違いありません。

安藤氏の話を聞いていて思ったのは、氏はまさに創造の人であり、都市をまた森を創造するということです。その構想と組織化と実行のエネルギーには驚嘆するものがあります。

と同時に、わたしが感じたのは、わたしたちの作手郷には、安藤氏が情熱をかけて創造しようとしている自然と人との共生が、すでに存在しているということでした。むろん大都市と過疎の山里を同列に論じることはできません。それでも事実として、作手郷には植生ゆたかな自然があるのです。

作手郷の自然は、宝だと思います。でもわたしたちには、その自覚が足りないように思います。安藤氏にみられる情熱と、意志を、まず見習いたいと思いました。そして難しいかも知れませんが、事業として組織化する必要性をつくづく感じもしました。

(作手郷だけが宝なのではありません。その土地・風土に愛着を持ち、大切に思う人がいるところは、わたしたちにとっても、やはり宝の里なのだと思います)

作手巴川の川霧

今週は、T&Tさんのブログ「きままにフォト」からです。作手郷は、先週の森楽さんのブログでも理解されるように、高原・平原の地であり、これが(まぼろしの)湿原の里を形成しています。

しかし同時に、降雨によるゆたかな水が三河平野へと流れる水源の地でもあり、その過程で、さまざまに渓流をなしている地でもあります。こうした作手郷の渓流を代表するのが、紅葉の美しい巴川です。林床の植生もゆたかな、やさしい美しさが感じられる渓流です。

ただし景勝地としての規模が小さいため、観光のための人々が訪れるわけではありません。作手郷に散在する小湿原・小湿地と同様に、知る人だけが知る隠れた名所です。

T&Tさんのブログ、「きままにフォト」から

-作手巴川の川霧-

森楽さんのブログから

森楽さんの最近のブログ内容は、湿原に集中しています。ご自身で、湿地の管理をはじめたことが、きっかけでしょう。長命湿地とのこと。わたしもいつか訪ねたいと思っています。
まずはこちらをごらんになり、さらに前後の記事をごらんください。作手の湿原について、言及されています。

森楽さんのブログ、「雑木林で森を楽しむ!」から
-拾ったリーフレット、長ノ山湿原の生い立ちを!-
プロフィール

カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード