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輝くばかりの黄葉

 週末が曇り及び雨模様の天気でしたので、晴れ上がった月曜に、日帰りで作手に行きました。想像以上の黄葉でした。

着いてびっくり。真っ盛りの黄葉に出会いました。
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日の光を浴びて、輝くばかりです。
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足もとを見れば、イチョウ落ち葉、柿落ち葉の路です。
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拡大。
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もう一度、イチョウの黄葉を見上げます。
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山路を行くと、こんなものに出会いました。キノコの一種でしょうか。
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東の山から見下ろした、山荘と黄葉です。
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さらに奥へと、妻のあとに従います。
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山を下る途中、ホソバリンドウに出会いました。
今年は、センブリにリンドウの花がいっぱいでした。
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東の山を写したものです。
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山を下り、何度もイチョウの黄葉を見上げました。
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黄葉と東の山。
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舗装路に出て、変な角度から写してみました。
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最後に、最初と同じ位置で、写してみました。
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以上、2011.11.6撮影
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色づきはじめた山

 三連休の週末は、秋らしいさわやかな天候に恵まれました。作手の里もさぞ行楽の人たちでいっぱいだろうと思いきや、出会う車も少なく、「道の駅」の駐車場では車もバイクも、いつもの週末より半分くらいの状況でした。おそらく、各地でのイベントに行楽客が分散したのではないかと思います。

 テレジアの苑が、明るく色づきはじめています。入り口付近の湿地には、紅を差したサワシロギクにマアザミ、そして白く清楚なウメバチソウ。あたりの野路にはツルリンドウの花。ナツハゼの黒実に錆色の紅葉。垣根代わりのキンモクセイの大樹には香り豊かな花がびっしりとつきました。

 苑に入れば、コムラサキのつぶら実。藍の色を含んだタンナサワフタギの黒実。あちらこちらに、ウメモドキの真っ赤な実。その他ガマズミ、キミノガマズミ、スズランの実など。足もとには、野菊の小群落がそこ、ここに。山桜の葉が半ば紅葉しています。コシアブラなどの葉のみどりも、かすかに黄味を帯びてきました。

 テレジアの苑、森には、こんなにも美しさに満ちています。澄み渡る青空。山峡は秋のひかりをたたえ、山全体の印象は、明るく淡いみどりに、オレンジ・朱・黄の色が入り混じり、あたかも広大な点描画を見るおもむきです。こうした美しさに満ちた幸せを、写真に収められないのが、残念です。

 もちろん、どの木草もが完璧な美しさを保っているわけではありません。ひとつひとつを見れば、どの木草もむしろ傷みをかかえています。たとえばニシキギ。まばらに実をつけていますが、葉っぱが皆無です。この夏、虫害に全滅しました。また半ば色づいた山桜の葉は、この夏の暑さに焼け枯れた部分が、まだらに穴あき状態となっています。

 異常気象が常態化しつつあるこの頃です。それぞれの木草が、それぞれの傷みをかかえています。それでもやはり山全体として見れば、そうした傷みをも包み込んだ美しさがあります。テレジアの苑と森は、まだまだ、自然がゆたかです。この豊かさに包まれている時、わたしは幸福感の極みに生きているようにさえ感じます。

柿の葉陰で。
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キンモクセイをバックに。
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大樹といってもよいのですが、下手な写真では表現できません。
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山の色の感じ。切りかけの木などもそのまま。写真表現としては失格でしょう。
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以上、2011.10.8撮影

翌、朝靄の山。これも実景には遠い感じです。もっと明るく鮮やかにそして深いのです。
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2011.10.9撮影

星空

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以上、2011.9.25午前二時半撮影

風にさそわれ

 8月8日は、立秋。秋立ちぬ、なんとすずやかな言葉でしょう。でも今の時代、実際の気候とは、かなりの隔たりがあります。わたしが若かった頃は、そうでもありませんでした。真夏日といっても、せいぜい三十二三度。立秋のこの時期、野山は桔梗や女郎花の花に彩られ、盆が過ぎれば、そこはかとなく秋の風を感じたものです。

 ところが今や、まだまだ猛暑日続き。九月に入っても、残暑というより、近年は夏日のつづきといった感じです。かつての桔梗や女郎花の花は野山に見られず、代わりに園芸種のそれらが、庭々に咲き誇っています。今年はさらにとても蒸し暑く、空にはメリハリのない雲が茫洋と広がっています。

 さて作手郷、テレジアの苑。山荘の入り口への道に入ると、この時期まず目にするのが、山の鬱蒼とした茂りです。そして谷にとどこおる熱い空気が肌にまといます。一年でもっとも、うっとうしく感じる季節です。わたしたち家族でなければ、この山に入る気などは、おそらく起こらないのではないでしょうか。

 わたしたちはまず、山荘の窓を開け放ちます。すると夏の風が家の中を吹きぬけ、それが谷風を呼ぶことになります。谷全体に、夏の風が吹きのぼります。むろんその風は、昔に比べれば涼しくもなく、微風という程度に過ぎません。また無風状態に陥る時もあります。それでもやはり、暑さのやわらぎにおいて、下界の市街地よりはましです。

 そして妻とわたしは、山をめぐります。全体の鬱蒼とした緑の中に、ひとつ、さらにひとつと、花を見つけてゆきます。むらさきのアキノタムラソウ。白くつぶらなヤマハハコ。たったひと茎の先に咲くオミナエシの黄花。白くレース状に花を広げるトウキ。またこの時期から、実のものも目立ちはじめます。スズラン、チゴユリの青い実。ガマズミ。ナツハゼの実は、赤と黒とのあいの色。……。

 山の木々を蝉が飛び交い、足元の草々を蛙が飛び交います。ヒグラシの声に包まれる山峡。谷を細く流れる水の音。青空をゆく雲のうごき。昼の空の白い月かげ。無音の空の無言のささやき。葉陰の憩い。風に誘われ、花に誘われ、こうしてわたしたち家族は、山の風景の中に、いつしかとけこんでゆきます。

南東の空に向かい。
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涼しげなホタルブクロ。
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夕べ、湯上がりのお灸。
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以上、2011.8.6撮影

荒れゆく自然苑

 湿りを含んだ空気が山峡をただよい、暑いような寒いような奇妙な感覚の週末でした。去年、一昨年のこの時期の日記を見たら、いずれもたいへんな猛暑とあります。それに比べれば良いのかも知れませんが、でもやっぱり変な気候だと思います。

 苑の花にも、なぜか精彩が感じられません。ネジバナ、トンボソウ、ノギラン、マツムシソウなど、一見例年どおりのようです。でもなぜか、それらを見るわたしの気持ちが晴れません。山全体に、鬱々とした乱れを感じます。

 いくつかの理由があります。ひとつには、この年の天候の推移の仕方です。たとえば豊田市自宅の百合の花です。例年ならば、六月の半ばから末にかけて大輪の花を咲かせるのですが、今年はひと月以上も遅れて、萎えかかった花がようやく咲いています。同様のことが、テレジアの苑にもあるように感じます。

 また先の台風も、山の風景を荒れさせました。木々の鬱蒼とした枝々は垂れ下がり、草々は乱れ傾いています。山荘の庭の柿の実は、ほとんど落ちてしまいました。この時期の台風はめずらしく、今年はなり年だったので、がっかりです。

 また今年の草の茂りは、湿気のせいかいつもより激しいものです。枯れ松の倒木の片付けもあり、草刈り作業が追いついていません。あら草におおわれた山峡となっています。花があら草の猛々しさに負けています。そんな草の茂りのせいか、今年はオミナエシ、ツチアケビの花が見られません。環境に敏感な花なので、あるいは絶えてしまうのかも知れません。とっても残念です。

 自然に自生する草花を大切にするテレジアの苑ですが、環境の変化に負けてしまいそうです。わたしたち家族の力では、どうしようもありません。都市近郊の山村、作手郷。便利になりすぎたつけがまわってきたようです。

午後の作業を監督する加奈さん。手にしているのはクチナシの花。
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イチョウの幹のカブトムシ。昆虫の季節到来。
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なんの抜け殻でしょうか。
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以上、2011.7.23撮影
プロフィール

カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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