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休みます。

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自宅裏山

 毎春恒例の、日曜が自宅自治区の総会であったため、作手行きは中止。日帰りということも選択肢にはあるのですが、最近のガソリン価格上昇の折、とくに作手に用がない限り、やはり日帰りはためらわれます。

 豊田市自宅付近の山々は、いま若葉萌えのまっ盛り。裏山のこだちの若葉がとても明るくまた美しく、写真に撮りました。写真だけ見ると、こんなに自然があるのだから、わざわざ作手まで行かなくても、と思われるかも知れません。

 写真のように限られた場所だけ写せば、また音もしなければ、一見そのようにも思えます。でも実際は、通りを行き交う車やバイクの騒音に一日中さらされていますし、さらにいまは近くの橋梁工事の重機の音が加わっています。

 家の目の前には信号機あり、張りめぐる電線あり、むろん人家もあり、また視界からは外れていますが、ちょっと離れれば古タイヤの乱れた置き場があったり、見た目にも清潔とは言えないスレートの倉庫工場があったりと、とにかくこれらが全体として、ごちゃごちゃと点在した近隣里風景です。

 これらの風景に比較すると、作手はやはり、 いまだなお美しく清潔な高原の里といえるでしょう。ただこの環境がいつまで保たれるかは、とても危惧されるのですが。

二階のベランダから。淡いみどりはコナラなど。
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まんなかの白っぽいのが、ヤマザクラ。
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向かって左は樫の茂り。
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4.16撮影

作手の森から、東北の地に。

 東日本大震災から二年が過ぎました。新聞・テレビでは、この時期特集が組まれ、被災した人々のその後の状況が報道されています。遠い地に安んじて住んでいるわたしなどが、取り立てて述べることもありませんが、それでもやはり、多少の心の痛みを伴いながら、かの地に思いを寄せることもしばしばです。

 以前記したように、わたしたちは若い頃、東北の岩手県盛岡市に七年を過ごしました。娘が生まれたのも、かの地。わたしたち夫婦にとり、盛岡は心のふるさとであり、娘にとっては、生まれ故郷そのものです。盛岡市は岩手県の内陸にあたり、甚大な被災からはまぬがれました。でもわたしたちにとり、思い出に残る岩手はひとつのものです。

 メディアでは、原発事故の被災者も含め、苦難の中で前向きに生きる人々の姿が報道され、また反面、心の傷にいまなお苦しむ人々の現況などが報道されたりもします。そのいずれにせよ、遠い地で安楽に暮らすわたしたちとはかけ離れた、あまりにも重く複雑な厳しい人生であると実感させられます。

 ここ作手の森は、テレジアの苑は、なぜか岩手の森を連想させます。自然のゆたかな懐にいだかれている、心のあたたかさを感じます。この森から、かの地の森に、海に思いを馳せることもしばしば。感傷に過ぎないわたしの気持ちですが、被災された東北のみなさんに思いを馳せ、その悲しみとともに、そして希望とともに生きてゆきたいと思います。

※野に群れて ちいさな青い 花が咲き ふいに泣きたく なりてよぎり過ぐ

明るい陽気に誘われ。

 一昨日4日、新城市により、作手支所の市職員が市営住宅入居者の家賃を着服していたこと、及びその処分が発表されました。わたしは、それを昨日の新聞報道で知り、食事のさいには妻との間で話題になりました。がっかりします。あんな小さな地区で、こんなことが起きるなんて、旧作手村に抱いていたイメージがあらためてダウンします。

 その4日(月曜)、わたしたち家族は、日帰りで作手にゆきました。ほぼひと月ぶりになります。その間豊田地元地区の集会、雪、体調不良などで訪れる機会がありませんでした。またガソリン高騰の昨今、日帰りでの作手行きも迷ったのですが、それなりの用事もあり、陽気の良いのにも誘われ、4日月曜、例によって妻と娘とともに出かけることにしました。

 まず第一に向かったのは、シルバー人材センター。山の木の伐採を依頼し、それが済んだとのことで、その費用を支払いに訪れました。センターは「道の駅」の施設内にあり、ついでにいつもの豆腐屋さん、山家市にも立ち寄り買い物。月曜ということもあり、ほかに人かげはほとんどなく、施設を独占しているかのようでした。

 次に向かったのは、郵便局。ここもやはり或る支払いのため。ただ豊田の郵便局よりは、はるかにのんびりしていて、職員の応対も親切。ここらあたりは、冒頭の不祥事からは縁の無い本来の作手郷の風景を感じさせます。郵便局でなければならない、ちょっと面倒な手続きには、都市部よりこうした村の郵便局の利用がお勧めです。

 農協での買い物のあとは、大石さん宅に立ち寄りました。実のところ、シルバーに依頼した木の伐採は、大石さんにお願いしたのです。ちょうど昼どきでしたが、お礼のご挨拶に伺い、ついでに水もいただきました。大石さん宅の井戸水の旨さは、市販のものよりはるかに上質で、遠慮しながらもずうずうしくいただいています。

 昼ごろ、私どもの山、テレジアの森に到着。「道の駅」で買ったパンを家族三人で食べ小休憩。その後、娘を山荘に残し、わたしは妻とともに山をひとめぐり。カメラ片手に小一時間。大石さんによる伐採あとを視たり、……。風もなく、青空におだやかな日差しの中を、夢見る気分でめぐりました。現実そのものがファンタジーでした。

※ わたしの 心は踊り わたしの 魂は歌う かの谷の 苑に遊ぶとき

「道の駅」の管理センター。シルバーの事務所があります。
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りっぱな外観。
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山荘入り口前の、モミの木。
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こちら赤松。モミも松も、葉は明るい若緑です。
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伐採依頼をした西の山から。春の光にあふれています。
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こんなふうに、倒れ木がごろごろ。
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ついでに山に奥に、妻と分け入りました。
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コシアブラの幹が、白く輝いています。
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北の尾根に向かって写しました。
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分かりにくいかと思いますが、タムシバの花芽です。
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青空に伸び立つタムシバ。花の咲くのが楽しみです。
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コナラ。こずえが日に輝いています。
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同じく。
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これは黒松。いつかは枯れるでしょう。悲しむのはその時にしましょう。
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東の山のコナラ林。この味わいを、写真では表現できないのが残念。
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同じく。
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散り残るシロモジの黄葉と、コシアブラの白い幹。
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コシアブラの白い幹が、青空に映え。
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ヤマツツジの枝で、羽毛が風に靡いていました。
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以上、2013.3.4撮影

小鳥

 日曜の午後は日差しも暖かく、東の山の斜面の木を伐り透かしました。加奈さんも外に出て日の当たる位置に腰をかけ、妻とわたしの作業の監督です。じっとしていて動きませんので、ヤッケ・手袋などで寒さから完全防護です。作業をする妻とわたしは、少し汗ばむくらいの陽気でした。ちょうど旧暦の元旦にあたり、快い初春気分でした。

 山の木を伐り透かしていたら、小鳥が一羽飛んできました。切り倒した木の枝や、切り株などを飛び移ります。作業をするわたしたちの少し上の斜面で、遊んでいるかのようです。切り株にちょんと止まり、目をチョコチョコッと動かし、わたしたちを見下ろしたりもします。下から見上げるわたしには、その小鳥の腹の羽毛が見えました。明るい灰色がかって、ふっくらとしています。ウグイスでしょうか。小鳥が居たのはほんのしばらくの間でしたが、なんだか面白可笑しなものに出会ったような、楽しいひとときでした。

 さて翌朝起きてみたら、なんと雪景色。前日の陽気が、嘘のようです。帰りはどうなることかと心配をしたのですが、予報では午後から晴れるとのこと。雪の解けるのを期待しました。午前中は時折小雪の舞う中を、わたしひとりで、北の尾根あたりの木を伐り透かしました。そうしたら、昨日と同様に小鳥が一羽やってきました。

 昨日とは異なり、今度はわたしが見下ろす位置です。背の羽の色が、おそらく目の錯覚でしょうが、青に見えたり赤みがかかって見えたり、不思議な色に見えました。雪のせいなのか或いは雪空から時に洩れる淡い光のせいなのか、幻惑の小鳥を見て居るようで、間近に見ようとわたしが近づけば、小鳥は飛び移り、それを繰り返すうちに小鳥は姿を消してしまいました。

起きてみたら、うっすらと雪の世界。東の窓から。
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おなじく東の窓から、見下ろして。
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北東の方の山を写しました。
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北の窓から、北の尾根に向かって。
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再び東の窓から、アセビの朱の芽と雪。
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2013.2.11撮影
プロフィール

カイ

Author:カイ
奥三河・作手郷の風景を、「テレジアの森」から、お届けします。2010年9月より、娘の生活、生い立ちをとおして、より深い心の風景としての作手郷を紹介します。

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